皆さんはNaoki Saitoという方を知っているでしょうか。Naoki はNaokiでもYoshidaではありません。
彼は、世界で初めてプレイヤーへ渡ったデュエルマスターズカードである『超砲手ボルカノドン』を描いたイラストレーターです。
...あれ、ピンときませんか。
子供たちの憧れの的であった『ホーリー・スパーク』も彼が描いたものです!他にも『紅神龍ジャガルザー』『予言者カティノ』『崩壊と灼熱の牙』などなど、思い出深いカードたちを描いていた...創造神のひとり。
まぁ当時は誰が描いてるかなんてあまり気にしていませんでしたけどねw
そして少し前にネットでこんな噂を目にしました。
『卵胞虫ゼリー・ワーム』を描いていたイラストレーターが今はポケモンの美少女キャラクターを描いているらしい・・・。
ゼリー・ワーム!?DMの中でもかなり気持ち悪い方の絵で、効果もイヤらしいカード。それが今はポケモンの女の子描いてるってすごい方向転換だなとw
調べてみるとすぐに出てきました。
なんとNaoki Saito のことでした。そして今はさいとうなおきとして
Youtuberになっていました!
自分も多少は絵を描いたりするので、さいとうなおきさんの動画はささるものばかりでした。
単純に絵のテクニックだけではなく、絵を描くときのメンタルについて教えてくれる動画はとても貴重で共感できて。片っ端から見まくりましたねw
絵を描くのってめちゃくちゃ面倒。1枚を完成させるのに何十時間とかかる。だからほんとに気の向いたときだけしか描かないんですが、さいとうなおきさんの動画を見ると絵が描きたくなってくる。
動画はおそらく絵描きだけではなく、いろんなクリエイターの方にも役に立つと思います。是非見てみてください!
でも今日のメインはさいとうなおきさんの紹介ではありません!
絵を描きたい衝動に駆られたので、自キャラ【Kuro】を描いてみました!
やり方も、さいとうなおき著「うまく描くの禁止」を参考にしました。
1.テーマ決め
一言で言い切れるテーマがいいらしい。今回はカッコイイ且つ、かわいいで!
2.何を描くか
FF14における自キャラ【Kuro】を描くのは決まりましたが、どんな装備の状態を描こうか・・・。顔だけなら過去2回くらい描いています。今回は全身の最初の作品になるので出身ジョブである竜騎士にします!
3.大ラフ
ここで大事なのは「描きたさ」を引き出すことらしい。まずは小さな範囲で描くことで描きはじめのハードルを下げます。4種類くらいざざっと描いてみて一番描きたいなと思うものを選択。
BやDはAFなら映えそうだけども。まぁ今回はAかな~
4.資料集め
普段ならここが大変なところです。しかしFF14には3Dモデルがあり、グループポーズで自由な角度で画像に収めることができます!
ちょうどアプデで自由探索も追加されたし!SS撮影してきました~
武器は風見鶏じゃん...ってばかにされた竜の髭。光り方も綺麗なのに!
5.ラフ
がりがり描いていきます。
槍の扱いに四苦八苦。
6.カラーラフ
このタイミングで一旦色をつけてみるのが良いそう!これは初の試みでした。
反転した方が見栄えがいい気がしたのでミラーになりましたw
二次創作キャラならそれは変なことになりますが、まぁ自キャラですし気にするのは自分だけならいいかなと。
6.線画
地獄。
FFの装備なんて描くもんじゃない!!装飾品の多いこと。。
だいぶ描き飛ばしてもかなり大変でした・・・。
そしてここでエネルギーが尽きてしまいました。
色塗りはまた今度。。
そして一年と三ヶ月の月日が流れました。
FF14のパッチは5.4から6.1になっていました。
7.挫折
だって・・・大変なんだもの。
なによりモチベーションが上がらないのは、これを頑張って完成させたところで嬉しいのは自分だけしかいないということ。自キャラですからね。二次創作というよりオリジナルに近い。これがアリゼーだったら共感を呼んでTwitterでいいねしてくれる人が増えてこのブログも読んでもらえるかもしれなかったけれど。労力の割には合わない。
8.色塗り
そんなわけで一年以上も眠っていたわけです。でもここまで描いたし、いい加減Twitterのアイコン絵を更新したかったので顔だけでも塗るか~と考えていたところ、思い出しました。
この令和の時代には自動彩色システムが存在することを!
pixivの「Petalica Paint」というサービスを使いました。
ぽん、とアップするだけでこのとおり!
配色はめちゃくちゃだけどグラデーションはかなり綺麗!特に髪のコピックみたいな雰囲気がとても良い。
8.仕上げ
髪の色を調整して目を塗りました。解像度が低すぎて難しかったです。
でもこれでアイコンとしての体は成せたんじゃないかなと思います。
新アイコンを褒めてくれた皆さん、本当にありがとう。100%の完成ではないけどもここまで描いた甲斐がありました。
さいとうなおき先生も褒めてもらうのが大事って言ってましたしね!
またやる気が充電できたら描きます。それではまた~