ef-ef14の軌跡

【サッカー】ドーハの歓喜

とても、緊張しています。試合開始まで2時間といったところ。

いやぁ・・・ついに日本のワールドカップがはじまる。ここを目指してこの4年間は応援してきました。いよいよだ~~。

初戦の相手がドイツ。なんでいきなりドイツ;強すぎんだろ。

善戦するも負けるだろうと7割くらいは冷静に考えつつも、今の日本代表はやってくれるんじゃないかとも期待があります。韓国のソンフンミンみたいなスーパースターはいないけれどイイ選手がたくさんいてチーム力は過去最強だと思う。

抽選会の後から日本ドンマイwって声が聞こえてきた。世界中が日本の敗北を予想していることでしょう。それを思うと、絶対勝ちたい。なめてんじゃあねぇぞと。日本代表の強さをここで証明してほしい。

 

運命のキックオフ

早速予想が外れました。もっと前からガンガンプレスにいくと思ってた。

ここまでのアジア勢の戦いを見ると引いても守りきれない。ボコボコにされる。そして前回コロンビアに勝てたのは最初にガッと行ってPKをもぎ取れたから。だからハイプレスでいくものだと思っていました。落ち着いて行き過ぎずブロックを敷いて相手にボールを持たせる戦い方をしていました。

それでも立ち上がりはカウンターも撃てていい感じ。前田はオフサイドすぎる!w猪突猛進すぎるだろうとは思ったけど積極性は○

 

だんだん防戦一方の展開へ。まぁこうなりますよね・・・。正直失点は時間の問題かなと。案の定PKで1失点目。ドイツ相手に1点は計算の上ではあるとは思うけど。選手は冷静で失点したからといって焦って攻撃する感じはありませんでした。

 

前半終了

変な話、ベルギー戦を綺麗な思い出にしてたかも。強豪相手に一歩も引かずに善戦するも敗戦。グッドルーザーとしての日本代表の姿。普段サッカーを見ない方もW杯の試合には注目してくれてる。負けるならせめて積極的なサッカーをして勇姿を見せてほしいと。このままズルズル負けたんじゃため息ばっかり聞こえてくるんだろうな。それが嫌だなって思ってたんですよね。

前回大会のコロンビア戦は世間は誰も期待してくれてなくて、応援するほうも開き直れていました。見返してやるぞと!でも今回はその気持ちと裏腹に消極的なサッカーでモヤモヤが晴れない。日本代表に力があるのを知っている分、もっとやれるはずなのに・・・!って。

 

後半開始

久保建英に代えて日本の守備の要、冨安投入!怪我は大丈夫なのか冨安!でも貴方が入ってくれるのはなんと心強いことか。というか、え、3バック!?

広島時代は3バックで黄金期を築いた森保監督だけど日本代表では何度か短い時間試してたくらい。この大一番で使ってくるとは堅実なイメージとは対照的で意外でした。

 

その後もすぐに長友に代えて三笘、前田に代えて浅野、田中碧に代えて堂安律。酒井宏樹に代えて南野を投入。DF2人とDMF1人削って攻撃的な選手を投入!?めちゃくちゃ攻撃的だw 浅野南野鎌田堂安伊東三笘この攻撃陣6人が一斉にピッチに立ってるところ見たことないんですけど!自分はウイイレではこれやるけどね?森保さんがW杯のドイツ戦でこんな大胆なことしてくるなんて・・・勝負師だ。

 

でも守備力は下がってしまうわけでリスキー。そこに攻め込むドイツでしたが権田が神セーブ連発!!PKを帳消しにする活躍!

 

そして自分のどんよりとした気持ちを奮い立たせてくれたのが遠藤航の連続デュエル!!この闘志溢れるプレーは決して諦めていないことを物語っていました。

 

三笘薫がスペシャルなことをドイツもわかっていたようでした。三笘がボールを持つとドリブルで抜かれるの警戒してドイツが様子見の守備をするようになりました。

そして三笘がボールをキープしている間に裏に抜け出した南野!角度のないところからしっかり枠内に鋭いシュート!あのノイアーも弾くしかなく、こぼれ球を押し込んだのは

堂安律!!!

同点!!!!!ドイツに追いついた!!!こんなことが起きるなんて!!!

直前に押し込めなかった似たようなシーンもありました・・・そのだめかぁって気分を一蹴してくれました。堂安・・・やる男だ!!!

決定機を外しまくり、日本の大胆な戦術変更に後手を踏んで同点に持ち込まれたドイツの心中はいかに。この揺らぎ逃してはいけない。

 

その流れはあまりに鮮やかで、何が起きたか理解が追いつかない。

ゴール裏に自信溢れる顔で走り抜ける浅野。そこに歓喜をぶつけにいく日本代表選手たちの後ろ姿が見える。

ゴール入った・・・。え。ゴール・・・ゴール入ったああああああああああああああああ!!!!????

裏抜け一本のパス、トラップしてノイアーの二アハイにズキュン。凄すぎるよ浅野!!!

前回大会で日本をW杯に導くも本戦出場は叶わず。悔しさは人一倍なはずで今回のW杯に懸けてきた姿を知ってる。なのに直前で大怪我。神がいるんだとしたら文句の一つも言いたくなる残酷さ。それでも回復を信じてメンバーに選んだ森保監督の厚い信頼。それはそう。我らがサンフレッチェ広島、黄金の必勝の切り札は浅野拓磨なんだよ!!

リュディガーの煽りはフラグでしたねw ナメてんちゃうぞ!!

 

いける。勝てる。今までの日本なら引き分けが精一杯かもしれなかったけど、今の代表は、勝てる。

ATは7分。この7分は無限のような長さ。度々VARのチェックが入り嫌な汗をかく。ドイツのシュートが枠を掠めた。心臓がキュってした。でもあれで勝ちを確信しました。あぁいうのが入らないチームはもう点は取れない。

 

日本vsドイツ【2-1】

日本!歴史的な大勝利!!!!!!!!!!!あのドイツに、真剣勝負のワールドカップで、勝ちました!!!日本のスポーツ全体の歴史でもこんな金星はないんじゃないだろうか。

 

じわっと涙が滲んでくる。勝ったんだ。夢にみた瞬間が訪れた。ありがとう・・・。

ドーハの悲劇を経験した森保監督がドーハを歓喜の地に変えてくれた。ありがとう。森保監督への批判は物凄くてずっと悔しかったんです。弱小だった広島を優勝に導いてくれてからずっと信じてきましたから。文句しか言わない人たちを結果で黙らせてほしかった。これがその結果。気持ちいい・・・。

振り返ってみれば試合巧者だったなと。前半は焦らず耐えて、後半に一気に攻撃に出て逆転したら5バックにしてしっかり守りきると。結果論ではありますが前半のうちに修正したらそれを見てハーフタイムでドイツが対応してきただろうし。森保采配素晴らしかった88888

 

そして個人的にはドーハの奇跡ではなく、ドーハの”歓喜って呼びたい。もちろん運もよかったけど、最後のとこでやらせない守備力とドイツから2点とった攻撃力は日本の底力があってのことだと思います。交代で三笘、南野、堂安といった選手たちを送り出せる層の厚さはこれまでにない。奇跡っていうほど運だけではなくて。日本サッカーが着実に進歩してきた成果かなと感じています。オレ達は、強い!

 

ただ、まだ一勝しただけ。次のコスタリカ戦に勝たなければこの勝利が無駄になってしまいます。コスタリカはスペインに大敗してこれ以上の失態は見せられないことでしょう。決して簡単な相手ではない。勝てるだろうで勝てなかったはこれまでも散々見てきました。

でも今の日本代表なら勝てると信じています。それにポッド4の国に勝てないようではベスト8は夢のまた夢で。今日の歴史的な勝利で日本中、世界中が期待してくれると思います。普段サッカーを見ない方にも感動を与えられるのがワールドカップの魅力。この機会を逃しちゃいけない!お願いしますよ!気を引き締めて、応援しています!!!

 

 

本田さんもこう仰っております。

Abemaは本田さんの解説でしたが、これがとても面白かった!独特のユーモアがあるし意外とロジカル。代表選手のときはパッションのイメージが強かったけどw いつかは日本代表を率いてワールドカップにまた挑んでくれることを夢見ています。

 

一喜一憂が良くないのはわかるんだけど、湧き上がってくる喜びを抑えられない・・・w だってあのドイツにワールドカップという舞台で勝ったんだから!!そもそもこの10年でW杯の勝利を見たのって2回目ですからね!コスタリカ戦がはじまるまではこの勝利の余韻に浸らせてくれ・・・。はぁ・・・勝ったんだぁ。最高だ。いろんな人の同時実況見ながら試合見返そっ

ではまた!