黎の軌跡、クリアしました！！
ので軽く感想をひとつ。
新シリーズ１作目としてはかなり良かったんじゃないでしょうか！
新しい国、新しい街、新しいキャラ、どれも新鮮で楽しかったですね。
今回のカルバード共和国は「空の軌跡」から名前は出てきていて、ついに！って感動もありましたし、これまでの作品で共和国に縁のあるキャラクターたちとは再会できて嬉しかったです。
特に「空の軌跡」のパーティメンバーの《不動》のジンさんなんて10年以上ぶりで懐かしかったｗ 他の面子は再登場を果たしていただけに、やっと！
「零」「碧」からはリーシャ、「閃」からはフィーと過去作からバランス良く再会できましたね。
新主人公のヴァン
これまでの軌跡では十代後半の少年少女が現実に翻弄されながらも仲間たちとの絆で乗り越えていくという熱くも青い成長の物語だったんですが、今回は24歳という大人の状態でスタート。
これまでの正義の味方路線でもなく裏解決屋というグレーな職業を生業としています。
なので発売前のイメージでは擦れた感じでダークなヒーローなのかと思ってましたけど、いい意味で裏切られましたね。
普通にイイ奴！
ワケありな依頼を自分の流儀に従ってこなしていきます。理想だけを追い求める青さはなくて、しっかり現実を見据えて己の信念を大事にしていてカッコイイ。
白でも黒でもないからこそ、過去作では敵勢力である結社や黒月なんかとも手を組めるのが新鮮でした。
車、サウナ、甘いもの好きと独り身生活を謳歌していましたけどｗ これだけ趣味を描かれる主人公も新しい。
他の仲間たちも第一印象とはちょっと違ってました。今まで居そうで居なかったキャラたちで、もうみんな好き。
これからの更なる成長が楽しみ！
街のNPCたちにもそれぞれの人生があって、それを会話から見て取れるのが軌跡シリーズの魅力ですが今回も健在でした！
物語がちょっと進むたびにNPCの会話が変わるシステムは地味だけど世界観を構成する上で重要なポイント。こういう細かいところが流石我らのファルコムさんや。
毎回全員に話しかけるのは大変だったけど、おかげでもう共和国はマイホーム。
それゆえに今作はしんどかった。
今回の敵はマフィア《アルマータ》史上最悪の奴らでしたね。
これまでも多くの事変、テロ、世界大戦なんかもありましたけど
罪なきNPCたちが殺されてしまうなんてことはあまりなかった。こんな残忍な事件が過去にありました、じゃなくてリアルタイムでプレイヤーが話しかけたことのある人たちの命を奪っていく奴らは史上最低。
一線を踏み越えすぎていた。
そりゃ全ての勢力から狙われても仕方ない。
軌跡シリーズは2作で１セットみたいなところがあって、前半の作品はイイところでぶった切られるのが常だったんですが、今回は1作品で綺麗にまとまっていたので良かったです。安心して勧められますｗ
今回から戦闘システムも新しくなっていまして。
従来のコマンドシステムにアクションが融合して、かなり斬新で面白かった。
言葉で説明するのは結構難しい・・・ｗ
カスタム要素も多くてわかりづらいかなとも思ってたけど、触ってみれば全然大丈夫でした。
このシステムなら今後も楽しめそう！
改めて、一作目として良い作品でした。謎も残しつつも綺麗にまとまってて。
世界の真理にも少し近づきました。
旧文明が滅亡した『大崩壊』について、シリーズ後半戦では明らかになるかもしれない。
次は大統領府も結社も動いてくるでしょう。ワクワクが止まらないぜ
また来年、ですかね。ファルコムさん開発頑張ってくださいませ！
それでは～
